こんにちは、今日は『おえかき教室』の先生で、アートセラピストでもある登石雅美さんに、子供の絵について語ってもらいます。
〜 こどもの絵って 〜
とくにこどもの絵にはそのときの心が表れます。
実際のものとは違う色を使ったり、ときにはぐちゃぐちゃだったり、関心があるものは大きく描いたり、過去も現在も未来も1つの絵の中に描いたり・・・、大人が判断する上手い下手では言い切れないものばかりだと思います。
形がなかなか描けない、色使いが汚いetc心配される大人の方も多いと思います。
絵には、発達段階があります。
生まれたての赤ちゃんがミルクを飲み、離乳食になり、すこしづつ大人と同じようなごはんを食べることができるように、絵の発達も同じことが言えます。
知能と心の成長に伴い、絵もすこしづつ変わっていきます。
周りと比べると心配や焦りも出てくると思いますが、大切なのは早く上手く描けることではないと思っています。
その時々のこどもの姿を認め、受けとめてあげることが、成長の手助けになることでしょう。
どんな表現にも意味があります。教室では絵の見方もお伝えできたら良いなと思っています。お子様の絵について、何か気になることがありましたらお気軽に声をかけてください☆
〜 アートセラピーって何? 〜
絵画、音楽、ダンスetc、芸術表現を通して行われる心理療法の1つです。
カウンセリングの現場でも用いられています。
自由に表現して行く過程で、自分自身の内面と向き合い、発見し、自身を認識していくことができます。また、表現することによって、自信や心身の解放や、癒しを得ることができます。
その中でも絵画は、言葉で表しにくい感情や感覚も色や形で表すことができます。
上手くなくてもいい、何もつくらなくても、できなくてもいい。
絵は無意識に自分の心を映す鏡のようなものです。
色、形、大きさ、筆圧など、その時々で違ったものがメッセージとして映し出されます。
アートセラピーでは絵を上手く描く必要はありません。
また、色やそのときの気分にあった色々な素材を使って、描く、塗る、触れるだけで心身の解放につながり、気持ちが浄化されて私たちが本来持っている自己治癒力を高めます。
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