塗り絵って☆(その2)

とはいえ、塗り絵もいいものだなぁと思い始めたのは最近です。私も以前は塗り絵なんて、形もかっちり決まっているし、固定概念を与えるんじゃないかと思っていました。
でも、保育所のこども達が、やりたい、やりたいと毎日同じような絵を飽きもせずにやっているのを見て、そんなにいいものなのかなぁと思い始めました。

きっちりキレイに塗ったのを自慢顔で見て!って見せに来てくれる子、ぐしゃぐしゃっと塗ったのを、「これは〜なんだよ!」と話しながら見せてくれる子、みちゃダメ!と隠しながらやる子。。
ひとまとめに上手ね!で終わらせずに関わろう思うと、子どもが何を思って塗っているのか読み取ろうという気持ちになったりします。
そんな風に気にしていると、同じ柄でも日によって全く違うものに仕上がっていたりして、面白いなぁと、最近やっと楽しめるようになりました。

そんなこんなで、塗り絵が気になる最近でした。

こどもアトリエ リトルバード
登石

塗り絵って☆(その1)

先日、職場の保育士の先生から、「こどもにぬりえをさせるのは良くないって言われたことがあるんだけど、どうなの?」って聞かれました。
みなさんはどう思われますか?

確かに、形が決まっているし、こどもの自由な発想の妨げになってしまうのではないかなという印象はあるかもしれませんね。

私は個人的には良い時もあるし、悪い時もあるなぁと思っています。

まず、塗り絵のイラストって、かわいいものやかっこいいものがたくさんあって、こどものやりたい!って気持ちが引き出されやすい気がします。
元々絵が描かれているから、描くことが苦手な子でも塗るのは楽しめたり、取り組みやすい環境になります。
また、好きな色を好きなように塗ることで、その時の気持ちを色を通して発散出来て、情緒の安定にもなるんじゃないかなと思っています。

ただ、その時の大人の関わりによってはこどもにとって窮屈なものになるんじゃないかなー、とも感じます。
「はみ出さないで塗りなさい。これはこの色じゃないでしょ。
がんばって最後まできっちり塗りなさい。」などなど、、。
大人らしい考え方では、キレイに塗られているものが上手だと思いがちではあるのですが。(>_<)
こどもにしてみたら、好きにやりたいの!ってなるかもしれないですね。

実際に私もやってみると、はみ出さないでキレイに塗れた達成感が気持ちいい時と、ただただ手を動かしてやってみたいだけの時と、時と場合によってやってみたい気持ちは色々あるんじゃないかと思います。

そんな時に、なんて声をかけたら、どう関わったらいいのかなぁ、とよく思います。

シュワッチで姿勢改善!

2年生になった次男。だいぶん字を書く速度が上がってきました。

1年生の時は、一文字、一文字の形を考えてから書いているな〜という感じでしたけど。

 

ところが、最近見ていると、「字を書く」という動作と、

「顔を紙やノートに近づける」という動作がセットになってきてしまったようです。

字を書く度に、頭がどんどんノートに近付いていくのです。

気がつくと、顔とノートまでの距離は数センチ・・・なんてこともあります。

 

今までは、「○○君、顔が近いよ。」「姿勢悪いよ。」なんて声かけしていましたが、

やはりそれって子供にとっては聞きたくないこと。

素直に聞いて「あ、そうでしたか!」なんて姿勢を正すという展開にはなりません。

 

そこで、どんな声かけが良いかなあと考えました。

何か、お互いに嫌な気分にならないような声かけはないだろうか。

 

子供たちとも話してみて、顔がノートに近付いているのに気付いたら、

それを知らせる「音」をこちらが言う、というアイディアが出てきました。

 

「ピピー」とか、「プププー」とか。でも、それじゃ、いかにも警告音だね、ということで、

「何かいいかんじの音ってないかな?自分で決めていいよ。」と言いました。そこで次男が提案してきたのが、

 

シュワッチ!

 

そうです、さすがウルトラマン大好きの次男です。シュワッチ、シュワッチ!!!言ってみると良い感じ。

 

そして、早速実験が始まりました。顔がぐぐーーーっと近付くのに気付くたび、

「○○君、シュワッチ!」次男は、一瞬止まるのですが、「シュワッチ」と言われると悪い気はしないらしく、「あ!そうだった!」と言わんばかりに頭を上げ、すっと背中を伸ばします。

しかし、大人と同じで、すぐに習慣が戻って来て、またまた頭が下に・・・・。「シュワッチ!」でまた戻ります。

 

自分で決めたっていうところも良かったと思いますが、この「シュワッチ!」今のところはとても良い感じで作用しています。言うこちらも楽しい気分。言われた方も嫌ではないようです。

こうやって、少しでも子育てに楽しむ要素を増やしていけると、ストレス軽減にも役立ちそうです。

 

(伊達アキ)

 

 

「気をつけ!」の影響

先日、5才の娘が足をきっちりとそろえて緊張させて立っていたので、なんでそうしているのかと聞きました。

そしたら、幼稚園で気をつけをするときにきちんと膝をくっつけて立つように言われている。という答えが返ってきました。

これがクセになって後々、大変なことになっている大人の方が僕のレッスンにはいらしゃいます。

膝を少し外側に向けて曲げてもらうと、足が自由に動きだします。

他には「気をつけ!」の姿勢で固まっている人。大抵、肩こりで悩んでいらっしゃいます。

子供のころに背中に定規を入れられたという人も何人かいらっしゃいました。

親や先生はよかれと思って指導したに違いないんです。

でも、結果、数年後〜数十年後に肩こりや腰痛の原因となっていることがよくあります。

そうなると分かっていたら、子供にそのような指導はしないですよね。

多分、指導する方もどのように指導すればいいのかが分かっていないから、先輩や自分の親がやっていた方法をそのまま採用するのでしょう。

子育て、教育にはこんなことが結構あります。

子供を良くしようとする前に、自分の言葉や態度がどのような影響を与えるのかを知っておくといいと思います。 (by高椋浩史)